Vol.02 『専門家から見た「交際の秘訣」』
交際に秘訣はあるのでしょうか? 出逢いはあるのに、なかなか交際に至らない。交際しても思うように先に進まないという方に、ぜひ熟読していただきたいノウハウです。
「交際」とひと口に言っても、相手との距離感は年齢によってもさまざまあります。ここでいう交際とは、将来結婚するまで、もしくは一緒になるまで、お互いを理解し受け入れられるようになるまでの期間と位置づけてお話いたします。 せっかくいい人に出逢っても「交際」がうまく進まなければその先はありません。
では、どのようにすればいいのでしょうか? 交際は特に最初が肝心です。お互いの第一印象が良くても一回目のデートでダメになってしまうこともしばしばあります。最初は特にゆとりを持って相手をリラックスさせるように心がけましょう。
初デートというのはいくつになっても緊張するものです。 ましてお相手が魅力的なときには特に・・・
男性の場合、はじめて二人で会う場所は勝手が分からず落ち着かないものです。 できるだけ自分がリラックスして相手をリードできれば女性は好意を抱くでしょう。 ただし、お相手が希望の場所を指定してきたのならお相手を尊重するべきです。
女性も最初は落ち着いて会話を楽しむことを心がけて下さい。
お互い打ち解けて、また会いたいと思えるように・・・
ただし、お互い気をつけなければならないのは、自分もお相手も、「聞いてほしくないこともある」ということです。
最初からあれこれ聞きたいという気持ちを抑えて楽しい会話に徹することです。深い、込み入った話はちゃんとお付き合いが始まった後にするべきです。 あせりは禁物、早く結婚したい、いい人を掴まえたいという気持ちが前面に出すぎると相手は引いてしまいます。
以前、当会ではこうした例がありました。
はじめてのお見合いのとき、お相手(男性)に「財産はどれほどお持ちですか?」と聞き、それっきり会話がなくなってお見合いはだめになった。
本人もあとで気がついて後悔した。
大切なのは、お相手にまた会いたいと思ってもらえるように努めることです。 それをしない、もしくはできなくて交際に発展することはないといってよいでしょう。
交際が始まったあとは、自分の気持ちに素直に行動しましょう。
ただし、お相手の気持ちも尊重しながら。 お互いを尊敬できる、または、「会っていて楽しいパートナーだと」思えれば、相手の欠点やマイナスポイントはさほど気にならなくなります。
これも、当会の元会員の方のお話ですが、子供が好きではなかったけれど、交際中お相手の子供と会っているうちに子供好きになり、今では一緒に仲良く暮らしているということもありました。こうした交際ができれば結婚への道はぐっと近くなります。