「初婚」と公言するのは恥ずかしく感じるかもしれませんが、実は50歳以上の初婚男女は2~3割いらっしゃいます。今回はそんな方々の本音に迫ります。
お相手は69歳の一般人で、バツイチ。
少し前の話ですが、エッセイストの阿川佐和子さんが63歳で結婚されました。
※このとき、中高年齢での結婚ということで、茜会にも連日取材が殺到しました!
阿川さんご自身は過去にお見合い30回を経験しているようですが、63歳で初婚ということは、世間では不思議な世界でもあります。昔の結婚相談所といえば30代40代の登録で、男性の登録が多い時代もあったようですが、年々女性の登録が増えていて、近年では驚くべき40歳以上の男女初婚の方が全体の約2割増えています。職場などで中高年の初婚の方は割と身近にいらっしゃるのではないでしょうか?実際に中高年の初婚男女をみても、ごく普通(ちょっと昔ですとオタクのイメージ)の方ではないかと思います。むしろ、「なんでこんなに素敵な男性がいままで初婚なの~」と職場などで女性陣からこんなトークが聞こえてきそうです。
50歳を過ぎて結婚を意識するきっかけは、一緒に住んでいた親がなくなり、このままひとりは寂しい。結構若いときは出会いもあり、お付合いしていた人もいたけど、親の介護で気づいたらこの年になってしまった。(タイミングを逃してしまった…)中高年世代でのはじめての婚活は、およそ7割強。他社での活動経験およそ3割弱。初婚・離婚・死別それぞれどれかに当てはまるかとは思いますが、その中で50歳以上の初婚男女は2~3割いらっしゃいます。
初婚の方はどんな方を希望されているのか
(男女とも:以下、茜会調べ)
- 年齢は同世代で楽しく過ごしたい。同じ世代だからこそ、価値観が合えば自然と時間を共有できたらうれしい。
- お互いに多少の経験があったほうが共感できるはず。初婚・再婚は問いません。
最後に、50歳を過ぎてからの結婚のメリットは、【安心感】【経済的】【老後】 現実的なものになります。ちなみに結婚のデメリットはというと、主に子供との関係や相続関係あたりでしょうかね。この問題を抱えている方もいれば、問題がない方(解決済み)もそれぞれ事情が異なります。話し合った結果、事実婚を選択することも。どれを選んでも、二人が納得し共に歩んでいただくことが、これからの熟年結婚ではないかと思います。あれこれ悩むより、まずはパートナー探しをはじめてみるのも今の時代。