みなさん、こんにちは。茜会です。
シニア婚活をしている方に共通する悩みとして挙げられるのが、お見合いでの会話選びです。初対面で話が盛り上がらず、沈黙になってしまいお見合いがうまくいかなかった経験をされる方も多いです。会話の内容によっては、それで相手からの印象がガラリとかわってしまうので、とても重要なことです。そこで今回はお見合いの時会話についてお話していきたいと思います。
相手によって臨機応変に
お見合いの時に会話の内容は、こんな内容が良いという模範回答があるわけではありません。それは、良い会話の内容というものは、人によって変わってくるので、臨機応変に対応していくことが大切だからです。本来、会話の内容は相手の反応によって臨機応変に対応していくべきなのです。お見合いの時にもこんな内容で会話をすれば必ず成功するという答えは存在しないということになるのです。その場で相手の反応を見ながら、その人に良い会話を選んでいくのが会話上手の方のやり方です。ですが残念ながら、こういった方法はすべての人ができるというわけでありません。特にお見合いに慣れていない人や、口下手の人にとってはこれがなかなか難しいことなのです。そういう方は、相手が退屈そうにしていると途端に自信を無くしてしまい自己嫌悪に陥ったり、ますます苦手意識を強く持ってしまうものです。相手が興味がありそうな会話を掘り下げたり、内容を広げていくのが会話を盛り上げることなのですが、これは上級者の会話テクニックです。
会話が苦手な方は事前のリサーチを
このようにその場で相手の反応によって会話内容を決めていくことが一番よいのですが、多くの方はそれが難しいようです。話が苦手な方や異性との会話に慣れていない方は、事前にリサーチして話題を探しておくほうがよいでしょう。相手の趣味やプロフィールをしっかりと読み込み、会話の糸口を探しておくと当日あたふたすることがありません。趣味や出身地など、相手の情報を事前によく読み、自分との共通点を見つけて、質問なども考えておくと相手が気持ちよく話にのりやすいです。口下手の方にとっては、自分の話をするよりは相手の話をしたほうが気持ちも楽です。相手にしてみても、自分のプロフィールを事前に読んできてくれたということで気分を良くしてくれます。特に趣味は少しでも自分との繋がりを見つけて、興味があることがあれば掘り下げられるようにしておきましょう。
始めは天気や気候、季節の話など無難な話からスタートする
まずは無難な話題から切り出しましょう。季節や天候の大話題が最適です。春であれば桜が咲きましたねなどのように、季節の移り変わりなども話題に出しやすいです。出掛けに新聞を読んだり、ニュースを見て情報収集も欠かさないようにしておきます。桜の例でいうと、その後、今年はもう花見にはいきましたかというように、話を少しずつ広げていくようと流れに乗りやすいです。いきなり別の話題に移るというなことをせずに、会話は流れに乗ることが重要なのです。
相手の趣味や出身地などから自分の事についても話す
いきなり自分の話をするのはNGです。相手の趣味や出身地のことなどについても、自分の話を唐突に始めずに相手のことを聞いたうえで、自分の話を始めるようにしましょう。相手に聞かれるまでは口火を切らないことです。趣味についても、相手の関心度によって話の深度は調節すべきです。個性的すぎる趣味で、相手が全く興味を示していない場合は早めに切り上げるか、あまりダラダラと話し続けないでおきましょう。お見合いでは、あまり自分の趣味にこだわらずに一般的な興味関心ごとを話題としたほうがいいことのほうが多いです。例えば、好きな音楽や最近見た映画、読んだ本などのように、万人共通したことを話題とした方が無難です。自己中心的とか、自分本位な印象を与えないように気をつけましょう。ただし相手が自分の趣味に興味を持っているような雰囲気があれば、どんどん話をしていってもいいでしょう。
家族の話もしておくべき
家族の話は、必須事項です。まずお見合いで、同居、別居にかかわらず相手の家族と自分の家族をすり合わせましょう。家族の問題は今後の交際の進展にもかかわります。お見合いの席でどれくらい詳細に家族について話をするかは内容やその時のムードによって判断しないといけません。両親や兄弟の有無、どこに住んでいるのかといった基本的な情報は、お互いに確認しておくと条件に齟齬が出にくいです。どうしても話しておかねばならない特殊な事情や話しにくいないようは、その時の雰囲気でどれくらいオープンにするかを見極めてください。内容によっては、交際が深まってから打ち明けたほうがいい場合もあります。
困ったら食べ物の話題が便利
会話に困ってしまったら、誰でも興味がある無難な話題といえば、食べ物の話です。好きな食べ物や、最近行ったお店の話、日常の食生活など、これらは人を選ばず持ち出しやすい話題です。全く食べ物に興味がないという方も少ないですし、それで引っかかることも少ないので、困ったら食べ物の話題を使うのが便利です。会話の糸口が見つけやすく、次の展開にも繋がりやすいです。
写真などを持参していくのも良いアイデアです
最近どこかに行ったなどのことがあれば写真を活用するのもグッドアイデアです。写真を持参していくのも良い方法ですが、写真は少し大袈裟だとか、わざわざ感を感じるなら、スマホの写真データを見せるだけでもいいでしょう。最近は、カメラよりスマホで写真を撮るほうが一般的なのでそのほうが自然かもしれません。事前に見せてもいい写真をチョイスしておいて、すぐに見せられるように準備しておくとスマートです。
ペットを飼っている同士なら親近感をもちやすい
お互いにペットを飼っているなら、これはラッキーです。共に動物が好きなら、結婚後も趣味が共有できそうです。ペットの世話やどんな様子かなどで盛り上がれます。ペットは結婚後も一緒に飼えることを確認できます。動物好きというだけで親近感を持ちやすいのでこれはとても有利な共通点となります。
仕事の話はほどほどがよい
仕事の話は婚活をしている方にとっては重要なキーファクターです。今後の生活にもかかわるのでとても興味がある内容です。ただし、初対面の席ではあまり仕事の難しい話や込み入った内容は必須ではありません。相手が興味がある場合は少し掘り下げて話してもいいですが、そうでなければ簡単にとどめましょう。概要や、普段の仕事の具合についてぐらいとなります。程度にしておお見合いの席では和やかになるのが最優先ですので、堅苦しい内容や専門的な仕事の話はよしておきましょう。
自慢話はしないこと
NGな話題としては、自慢話や過去の栄光の話です。聞いていてうんざりされると言われることもあるので、お見合いでは気をつけましょう。得意なことを話すのはいいことですが、あくまであまり主観的に自己主張するのはタブーです。気がつくと相手に嫌われていることもあります。
ネガティブな話題はさける
あまり暗い話題はお見合いや最初のデートではNGです。深刻な話もできるだけ短めに、そして少し交際が深まってからしたほうがいいことが多いです。家族の話題などで、あまり良くない話は、簡単に伝えましょう。いきりなりネガティブな話題を切り出すのは印象も悪くなってしまいます。
過去のお見合いや婚活の話は不要
婚活をしている方は、なかにはこれまでの婚活の内容を話される方がいるのですが、これはお見合いの席は不要な内容です。聞かれた場合は正直に答える必要はありますが、自分から切り出すことはありません。
将来や結婚について
お見合いの席でいきなり将来の話をするのはダメ?と思われるのですが、シニア世代の婚活者の方は、これはしてもいいと思われます。シニア婚活者にとっては、できるだけ早く将来像が近い方を探したいという共通の願望があるはずあので、お見合いの席で理想の将来像に話すのはNGではありません。むしろお互いの将来像を擦り合わせて、将来の結婚生活が想像できるかを確かめておくと答えを出しやすいです。
このようにシニア婚活ならではの会話の特徴があるかもしれません。シニアの方の場合は生活に即した話題や、身近で日常的な話題がおすすめです。