東京の携帯料金、やはり「世界最高」
大手3社が高いシェアを維持しています。
とにかく料金が国際的に高いです、
調査対象の最も安いロンドンの3倍以上。
国としても公正な競争環境の整備を通じ、
菅首相も40%は下げる余地があると言っています。
健全な市場原理を利用して
70%も下げているドイツやフランスのように
やれば出来るんですね。
何故こんなことがおこったのでしょうか、
昨年あたりから携帯電話料金について
政府が先頭になって値下げのアピールをしています。
理由はこれだけ高いと国民の生活に
大いに影響があるとのこと。
しかしそれならば何故最初にその高い価格で認めたのでしょう
確かに国の電波行政といえば言えなくもないですが。
しかしおかしいですよね、日本のように街中の一等地に
各キャリアの店舗がある国はほとんど無いそうです。
自社のシェアを拡大したり維持するためでしょうか
そうでなくても地価の高い東京で。
日本で料金が高いのはドコモ、KDDI、ソフトバンク
の大手3社が高いシェアを維持する状態が続いてきたためです。
海外では新規事業者の参入や格安スマホ会社の激しい競争が
料金引き下げにつながっているという。
しかしここにきて第4の勢力として
楽天が参入して競争が激しくなる事が予見されます。
「マッチポンプ」
自ら火をつけておいて、火が大きくなったら
この火を消すのは私なら出来る。
こんなたとえ話を思い出してしまいました。
代表 川上