あなたは100年生きる
近頃こんな言葉をよく耳にします。
確かに世界的にまれにみる高齢化社会ですから
100才までの人生を全うする人がいらっしゃるのも事実です。
それにしても同じ寿命でもいろいろ解釈があります、
身の回りの世話をしてもらい、ベッドでおくる人生
健康でハツラツと活動する人生。
誰しもが健康で送りたいと希望しています
実際には身の回りが出来て自立している人が
果たしてどれほどいらっしゃるのか。
100才、そこまで生きる人が何人いるのでしょうか、
男性女性合わせて100才以上が約70,000人
全人口1億2600万人ですから、百歳以上は0.00055%
毎年少しずつ増えてはいますが、おおよそこの位です。
マスコミで毎日のように、あなたは100才迄生きると言われたら、
そんな先のことと思いながら、気にはなりますよね。
いかにも皆が100才まで生きると勘違いしませんか、
もし、そこまで生きたら確かにお金が足りなくなるかも、
でも心配しすぎておくる人生もあまり楽しくはないでしょうね。
それでも人生百年生きるので経済的に準備をしましょう。
そう書かれていることが多いように見受けられます
そんな感じを抱くのは果たして私だけでしょうか?
その年になったら実際にお金を使う場があるのか
とても疑問を感じますし、
健康で生きていても、物欲はほとんどなくなっているでしょうね
まして使うお金は限られるでしょう。
「きみは100才まで生きる」
「老後は2,000万円必要だ」
そんな言葉に惑わされて若いうちからプレッシャーを
かけられ人生を楽しめなくなっちゃう事は、
とてもさみしくとても悲しいことです。
元々人生は楽しむ為にあるのではないでしょうか
あまり心配せずに今ある幸せをかみしめませんか、
幸せは皆さん持っています、ただ気が付かないだけ。
失ったときにはじめてわかるのが人間のようです。
代表 川上