ふかまりゆく秋 №26
深まってゆく秋もカラフルでなかなかのものです。
又、その楽しみ方もたくさんあります
全山真っ赤に燃えるような紅葉は圧巻ですし、
里山のような小さな稜線の
赤、黄色、くすんだ緑、ツイードの様な織り込み模様、
しかし、あまり見向きもされませんが
歩道に落ちている桜の葉などもなかなか風情があります。
歩道に敷き詰められた銀杏の黄色
プラタナスの大柄な黄葉、
忘れ去られ、半分ドライフラワーになった紫陽花、
よく見るとそれぞれに個性が。
すべてが緑一色に息吹く春先とは違います
これって人生とかなり被っていませんか、
若く逞しくそして美しかったあの頃
それを一つの盛りとすると
自然界では秋になるとまた一つの盛りが来ます。
我々だって、もう一度華やかに人生の秋を楽しんでみませんか
俺なんか、私なんかと引っ込んでいたら人生そのものが
終わってしまいます。
ほんの少し勇気を出してみませんか
そして一度しかない人生を十分に楽しみましょう。
全ての事におっくうになり、
物忘れがひどくなったり
あちこち体の調子が悪くなってきたり。
しかし、悪い事ばかりではありません
「あなたの事がとても気にかかっています」
若いころは恥ずかしくてとても言えなかったことですが
このごろは自然に言えるようになりました、
これは人生を重ねたご褒美のようですね。
代表 川上