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2024年6月16日

独身者の寿命は既婚者に比べて●年以上短い?データからわかる50代以上の男性の結婚事情

「独身の男性は既婚男性に比べて極端に寿命が短い」という話を聞いたことはあるでしょうか?また、女性は独身の方が既婚者に比べて寿命が長くなるといった話もあります。これらは事実なのでしょうか?

これを聞くと独身の男性は「結婚しなければ…」と焦るかもしれませんし、独身の女性は「1人の方が楽だし結婚はいいや」と思うかもしれません。

 

そこで今回は未婚もしくは独身の寿命が既婚者より短いのかを1番新しいデータの中央値から比べ、その結果について詳しくお伝えします。また、1人暮らしの方が死亡リスクが高い理由や、50代以上の男性に結婚をおすすめする理由などについても詳しく紹介します。

 

現在独身で、結婚を考えてらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください。

 

未婚の人が1番死亡ピーク年齢が低い?

結論から言うと、男女ともに独身者の方が既婚者に比べて死亡ピーク年齢は低くなります。その理由を説明するために、まずは2022年の人口動態調査で50歳以上を対象として死亡ピーク年齢の中央値を計算した結果をみてみましょう。

 

 

未婚

有配偶者

離別者

死別者

男性

71.1

82.6

74.6

89.0

女性

84.6

80.0

82.6

91.4

 

この結果を見ると、男性では未婚が1番低く、女性では有配偶者が1番低くなっています。結果だけを見ると、女性は有配偶者が1番低くなっているため、女性は配偶者がいる方が寿命が短くなると考えてしまいがちですが、実際はそうではありません。

 

結婚した女性の多くは夫よりも長生きします。実際に死別者の死亡ピーク年齢は91.4歳と他よりもはるかに高くなっています。有配偶者の女性の死亡ピーク年齢が他に比べて低いのは、有配偶者のまま死亡する女性の総数が少ないからです。

 

また、男女ともに死別者の死亡ピーク年齢が1番高くなっていますが、これは「死に別れた方が長生きできる」からではなく、配偶者がいる方が長く生きられ、夫婦ともに長生きしたあとに相手が亡くなっているからと考えられるでしょう。

 

この2つを踏まえると、やはり男女ともに配偶者と暮らしている人より未婚や離婚して1人で暮らしている人の方が寿命は短くなるようです。

 

未婚の男性と有配偶者の男性を比べると11.5歳、死別者と比べると17.9歳も死亡ピーク年齢に差が出ます。女性は男性に比べると差は大きくはありませんが、それでも6.8歳の差があります。

 

1人暮らしの方が死亡リスクが高いのはなぜ?

アメリカのブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授が2015年に340万人以上のデータをもとに分析したところ、2人以上で暮らしている人に比べて1人暮らしの人は死亡リスクが32%も高まることがわかったそうです。

 

その他にも1人暮らしが健康に与える影響についてさまざまな研究がされていて「孤独な人は、そうでない人に比べて心臓発作のリスクが32%上がる」といった発表や「アルツハイマーになる確率が2.1倍になるといった1人暮らしをしていると健康にさまざまな影響をある」とする医学的な研究結果なども発表されています。

 

なぜ家族で暮らしているより、1人暮らしの方が死亡リスクが高くなるのでしょうか?男性の未婚の方や、離別者の寿命が他と比べて極端に低い理由は生活習慣の乱れが考えられます。しかし1人暮らしをされている男性の中には規則正しい生活を送り、食生活にも気を配ってらっしゃる方もいらっしゃいます。

 

おそらく女性で未婚の方や、離別者の方の多くも自炊をされて規則正しい生活を心がけてらっしゃる方が多いでしょう。それでも最も長生きされている死別者に比べると寿命は短くなっています。

 

「1人で暮らす方が他人に気を遣わなくていいし、気楽でストレスがたまらない」という方もいらっしゃることでしょう。しかし、実際のデータを見る限りでは、誰かと一緒にいる人より、1人でいる人の方が孤独による苦痛でストレスが溜まり、それが原因で病気を引き起こしてしまっていることが多いようです。

 

また、1人暮らしをしていると体調に異変を感じても相談する相手がいません。そのため、病気に気づくのが遅くなることで、寿命が短くなっている可能性があります。

 

さらに、1人暮らしは孤独死の危険があります。万が一倒れてしまったときに救急車を呼んでもらえずにそのまま亡くなってしまう方もいます。

 

今後孤独死を防ぐサービスは増えるのか?

現代の日本では生涯未婚率が年々上がり続けているため、今後は孤独死を防ぐためのサービスも増えるでしょう。実際、アップルウォッチのように身体につけていると身体の状態を常に見てくれて、万が一倒れた場合に自動的に緊急通報サービスに連絡してくれるものもあります。

 

食生活や生活習慣についても、栄養バランスの整った食事を配達してくれるサービスや、ハウスキーパーに依頼して家事をしてもらえば結婚している状態に近い生活を送ることはできるかもしれません。

 

少子化もますます進む日本では、このように孤独死を防ぐサービスはますます増えていくでしょう。SNSも発達し、外に出ずともVR空間にいけばすぐに人と交流できるようになるため、将来的には1人暮らしでも孤独を感じにくい世の中になっていくのかもしれません。

 

それでもパートナーが必要な理由

孤独死の危険を防ぐサービスが増え、経済的にも精神的にも自立できていて、身の回りを整えることもできるなら、パートナーは必要ないと考える方は、そもそも自分にとってパートナーが必要な理由が間違っている可能性があります。

 

パートナーはあなたの身の回りの世話を焼き、健康を維持するために存在するのでもあなたの経済を支えるために存在するのでもありません。

 

もちろんパートナーがいる方が経済的な面も家事も助け合うことができるのは事実です。でもパートナーが必要な理由はそれだけではありません。

 

パートナーが必要なのは人生を豊かさに過ごしためです。1人で過ごすより誰かと過ごした方が人生は断然豊かになります。

 

例えばあなたが富士山に登るとしましょう。1人なら途中で心が折れるかもしれません。でも、パートナーがいれば励まし合いながら、お互いのペースを大切にしながら一歩一歩山頂へ足を進められます。

 

山頂についたとき、1人で見ても景色は素晴らしいでしょう。しかし、2人で見た景色は一生忘れられない感動を与えてくれます。

 

これはあくまで比喩ですが、人生で起こるさまざまなことは良いことも悪いことも、つまらないことも楽しいことも1人より2人の方が何倍も充実した日々を過ごせるのです。

 

今は人生100年時代と言われています。今、50歳の方はあと50年、60歳の方はあと40年、70歳の方でもあと30年あります。

 

こう考えるとこの先の人生には意外と長い時間が残されています。この長い時間を1人で暮らすより、友達でもなく、ヘルパーでもなく自分のことをわかってくれて、信頼できて、助け合える人と一緒に暮らす毎日はきっとどんな経済的・物質的に恵まれた1人暮らしより豊な暮らしになるのではないでしょうか?

 

婚活を考える方は茜会へご相談ください

死ぬまで1人で暮らすより、やっぱりパートナーと暮らしたいと思っていても、普通に生活しているとなかなか出会いがないことが多いですよね。

 

パートナーと出会いたいなら婚活をした方がいいですが、婚活には結婚相談所、婚活パーティー・知人の紹介・婚活アプリなどさまざまな方法があります。50歳以上で婚活をするなら結婚相談所がおすすめです。

 

結婚相談所なら身元が確かな人と出会えますし、出会ってから成婚までが他の婚活より短いことが多いからです。

 

「パートナーを見つけたい気持ちはあるけど、50歳過ぎて婚活しても相手が見つからなさそう…」と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

 

茜会では50歳以上で未婚の方も、離別・死別をされた方もたくさん成婚されています。なかには80代で成婚されている方もいらっしゃいます。

 

婚活を少しでも考える方はぜひ1度茜会へご相談ください。

 

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