一度お別れを経験したバツイチ女性。子どもを引き取っている場合、子持ちでの再婚はいろいろと考えることも多いでしょう。

とはいえ、次の恋愛を制限するべきかというとそうではありません。今回は恋愛市場でも少し難しい「バツイチ女性、子持ちでも再婚できるか」を解説します。

再婚前に考えておきたいことや、どうすれば幸せになれるかを一緒にチェックしていきましょう。

 

バツイチ女性子持ち、再婚を考えるタイミングとは？

バツイチ子持ちの女性は、離婚が増えている今珍しいことではありません。離婚の理由はさまざまですが、一度お別れを考えたあとで再婚を考えるタイミングもあるでしょう。

まずは、以下の再婚を考えるときについて一つずつご紹介します。

 

子どもから再婚の理解が得られたとき

子持ちの女性にとって、子育てはまず優先するべきことです。子どもがいるからこそ再婚に踏み切れないという方はとても多いでしょう。

そんな子どもの育児がひと段落したり、再婚への理解が得られたりしたときは良い再婚のタイミングです。

もちろん家庭の状況にもよりますが、中高生ぐらいになると子どもも自分の意思をきちんと伝えられるようになるため、再婚を考えている場合は一度子どもに相談してみるのも良いかもしれません。

 

子どもが相手にもなついているとき

再婚相手とは子どもが何度か顔を合わせていて、とてもなついている、信用しているときは再婚を検討しても良いでしょう。シングル家庭において、再婚が子どもにネガティブな影響を与えないかどうかは慎重に判断したいところです。

例えば子どもが相手を「パパ」と呼ぶ、「○○さんがパパならいいのに」と信頼するような言い方があれば、パートナーに懐いているのかもしれません。

同時に、相手も子どもをどう思っているかはきちんとチェックしておきましょう。相手が「あなたの子だから世話してあげている」のではなく「父親として子どもを一人の人間として見ており、「好き」でいてくれる」というスタンスなら相手と子どもの相性も良いと考えられます。

 

パートナーとの子どもを授かったとき

再婚がなかなか決断できないときでも、パートナーとなる方と子どもを授かったときは再婚のタイミングです。新しい命を授かったことで、決断することもあるでしょう。

「順番が逆」とも思われますが、授かり婚と言われるように、お互いの気持ちが決まっているのなら再婚も悪いことではありません。今後お腹の子どもが育つ養育環境を考えて、両親が揃って生活するのは良いことです。

ただし、上の子となる子どもが不安にならないよう、再婚と出産、そしてその後の二人の子どもとの関係性は上の子中心にしてしっかり配慮する必要があります。

 

バツイチ女性、再婚しなくても幸せになれる？

ここまでバツイチ女性、子持ちでの再婚を解説しましたが、どうしても再婚には踏み切れないという場合も多いです。バツイチ女性の「幸せ」という面に着目して、次は再婚しない場合を考えてみましょう。

 

「子どもの気持ちを優先する」のなら再婚しなくてもよい

子どもが小さく母親が必要で、どうしても再婚相手を選んでしまう、再婚相手が見つからないという場合もあります。このとき、「子どもの気持ちを優先する」のであれば再婚は必要ありません。

ただ、子どもも成長しいずれ親元を離れます。そのときに「母親が一人になってしまう」のであれば寂しい思いをするかもしれません。

子どもが大きくなり、育児を落ち着いてからでも再婚は可能です。いつ次の恋愛を始めても「遅い」ということはないため、たった今焦るようなら一度立ち止まって考え直すのも一つの手段です。

 

一人で生きていくのももちろん幸せの形のひとつ

バツイチ子持ち女性は再婚しないと幸せになれないのかというと、これも当然違います。一人で生きていくのも幸せの形であり、再婚が必ずしも「良い道」だとは言い切れません。

価値観は人それぞれで、正解を作るのもあなた自身です。一度お別れをしたからこそ、気持ちに区切りがついているので再婚を望まないのも良いですし、恋人がいたとしても籍を入れずあくまで「良いパートナー」として暮らすというのも、新しい幸せの形です。

 

バツイチ女性子持ちでの再婚。再婚前に考えておくこと

バツイチ女性子持ちでの再婚は、さまざまな制約があり考えておきたいことがあります。特に「シングル家庭での経済面」「子どもと相手との相性」などは、しっかり考慮しておきたいところです。

以下にバツイチ子持ち女性の再婚のコツを4つにまとめました。再婚を焦ってまたお別れとならないよう、慎重に行動しましょう。

 

生活の基盤を整える

シングル家庭は生活費や養育費などを一人で稼ぐ必要があるため、お金の悩みは尽きません。かといって再婚相手にすべてを頼るのは、とても危険なこと。まずは自分自身で経済的にも精神的にも安定しておかないと、新しい相手との恋愛を考える余裕ができないでしょう。

ひとり親は児童扶養手当や助成金、免税免除などさまざまな制度を利用できます。生活が軌道に乗るまではこれらの制度を利用し、子どもと自分の生活基盤をきちんと整えておきましょう。

家庭に少しでも余裕があれば、焦って再婚することも防げます。

 

子連れであること、バツイチであることは正直に

離婚歴があるというのは、今の世の中では決して珍しいことではありません。また、子持ちという点も、早い段階で相手に伝えておくとよいでしょう。

いずれ再婚するのであれば、相手は子どもも一緒に受け入れて家庭を築く必要があります。恋愛を優先して家庭のことを隠そうとせず、「なぜ離婚したのか」「子どもはどう思っているのか」を正直に話しましょう。

「離婚した女性は難がある」と思われることもゼロではありません。しかし、離婚理由を自分でしっかり理解していて、次の結婚では改善しているという旨を説明できれば、離婚はかえってポジティブな要素にもなります。

また、男性の中には子持ち女性を望むという方もいらっしゃいます。例えば自分に子どもができなかった方や、すでに子どもが巣立っているという男性は、再びパートナーと子育てができる子連れであることは、プラスにとらえていることもあるでしょう。

重要なのは子連れであることを隠さない、また子どもとの関係性や子どもが再婚や相手に対してどう思っているのかを正直に話すことです。いずれ一緒に家庭を築くことになる相手なため、前向きに自分の状況を伝えるようにしましょう。

 

子どもとどうかかわるかを配慮する

再婚相手と子どもとの相性は、バツイチ子持ち女性の再婚において一番に考えたいポイントです。突然母親が知らない男性と結婚すると、受け入れられない子も多いでしょう。

また、再婚相手が子どもに危害を加える人物かどうかも、一度冷静に考えたいものです。

子どもと相手との相性を見るには、

• 相手が子どもとかかわる時間を作る
• 相手のことを子どもに正直に伝える
• 子どもにさりげなく相手のことを聞いてみる

という手段がおすすめです。

「子どものために再婚を」と焦る方もいるかもしれませんが、何よりも優先すべきは子どもが納得してくれるかどうかです。子どもには「どんなことがあっても、私はあなたの味方だよ」と言葉にして伝えて、正直な気持ちを聞いてみましょう。もし相性が悪ければ、再婚は一度考え直してもかまいません。

 

周囲の助言はできる限り聞き入れる

離婚を一度経験したバツイチ子持ちの女性、これまで一人で何でも頑張ってきて、素敵な相手と出会えると気持ちが緩み舞い上がってしまうこともあります。どんな恋愛でも何度目であっても、当事者は幸せの渦中にいて冷静な判断ができない場合がほとんどです。

ただ、子持ちの再婚はいろいろと考えるべきことが多いです。自分だけで再婚を決めないで、子どもの意見や家族の意見、友人に意見を伺ってみるなど、第三者の冷静な視点での意見も取り入れましょう。

もし再婚に反対する方がいれば、初めは聞き入れがたいかもしれません。とはいえ離婚は繰り返すべきではなくあなた自身も疲れてしまうため、周囲の助言は大切にすることをおすすめします。

バツイチ女性子持ちの再婚は相談所を使うと安心

考えることが多いバツイチ女性子持ちの再婚。確かに恋愛市場でいうと、子どものことや自身の環境などさまざまな制約があるために、再婚は難しい部類です。とはいえ、再婚ができる可能性はゼロではありません。

子どもや家庭を守りながら再婚相手を見つけたい場合は、結婚相談所がおすすめです。登録制の相談所なら相手の素性が分かっているため、安心して婚活を進められます。

また、子持ちであること、バツイチであることを伝えると不安という方も多いです。この点も相談所から説明してもらえるため、出会うためのハードルも低くなります。中には家庭状況により子連れの女性との再婚を望む方もいるため、そうした条件の合う相手と出会いやすくなるのが相談所のメリットです。

自分の意思だけでは再婚が難しい状況だからこそ、相談所を利用して安心・安全に次の恋愛をスタートしてみてはいかがでしょうか。

 

【まとめ】幸せの形はさまざま。ご自身が納得する選択を

初婚、子どものいない女性と比べると、バツイチ女性子持ちの再婚は難しいポイントや悩む点がどうしても多くなります。しかし、再婚をするとこれまで一人で頑張ってきた方だからこそ、家庭が作る幸せを大切にできるのも事実です。

決して焦らず、時間をかけて子どもとあなた両方を包み込んでくれる相手と知り合いましょう。この記事を参考に、素敵なパートナーを見つけてください。