みなさん、こんにちは。茜会です。

 

昨今は人生100年時代とも言われ、そう考えると50代はまさにその折り返し地点となるターニングポイントとなる年代です。
このタイミング、あらたに後半の人生を考えるよい機会になります。そしてこれを機に、後半戦の人生のスタートに婚活を始める方も増えてきています。

第二の人生の始まり、アラフィフは意識して人生を満喫したいと願う方が増えるのももっともです。

 

そこで今回はアラフィフ世代の恋愛や結婚について考えて、アラフィフ婚活について探っていきたいと思います。

 

◆アラフィフの方が独身者でいる理由は？◆

①過去の経験を引きずっている

アラフィフと言えば、人生の折り返し地点となる年代なのですが、それでも生涯独身を通してきたかたや、結婚歴があってもその後長い間独身を貫いているという方も少なくありません。

幸か不幸か、選択的に独身を続けている方も意外と多いものです。

 

その理由の一つとして、過去の経験を引きずっているということがあります。

経験とは、例えば失恋だったり、結婚中の辛い結婚生活などが最も多いです。

別れ際のあまりよくない思い出がトラウマとなって引きずっていたり、ネガティブなイメージが結婚を思いとどまらせているのかもしれません。

 

若い頃であれば、そうした経験も跳ね返すだけのバイタリティーや元気もあったのですが、今となっては傷つくのが怖くて少し臆病になり、気持ちにブレーキがかかってしまうのでしょう。

 

あんな辛い思いをするのなら、もう恋愛や結婚はいいやというような諦めモードに入りかけている方もなかにはいるようです。

たとえ婚活をしていたとしてもどこかで傷つくのを恐れて、行動を制限してしまったり、積極的になれない、本腰が入らないのは、そういう過去の経験にあるのかもしれません。

そんな自分に気がついていない方は意外と多くて、中途半端な婚活が至っている可能性があります。

 

アラフィフの方に独身が多いのは、精神的にも経済的にも落ち着いているのも理由です。落ち着いた生活と過去の生活を天秤にかけると、今の安定した生活は決して悪くはないと思えてしまうはずです。

 

このような方は、まずは自分の気持ちを整理することから始めるのがよさそうです。過去の経験と向き合い、少し辛いかもしれませんが、過去の失恋や辛かった結婚生活は一度自分の思い出としておさめて完結させましょう。

自分だけ、と思い込んでいるかもしれませんが、実はそうした経験をした方は多いのです。自分だけが特別ではないと割り切って勇気を出して次の一歩を踏み出しましょう。

誰しも長い人生で辛い経験をしたり、寂しい時期をすごすものです。残り半分の人生を前半戦より充実したもとするために、全力で婚活していきましょう。

笑顔の源となる人生のパートナーを婚活で探す努力が幸せの第一歩となります。

 

②本気になれない

アラフィフで婚活をしている方の中には、どことなく腰が落ち着かず、本気婚活をしていないように見える方がいらっしゃいます。

具体的には、婚活を長い期間続けているのに、誰とも長くお付き合いしたことがない、お見合いやデートをしたことがない、お申し込みがあっても即座にお断りしてしまう、こういう行動パターンがある方や当てはまると思う方は、本気になっていないのではないでしょうか？

もしかして本当に結婚する気がないのでは？と周りからみると思えてしまうような行動が目立ちます。

 

このような行動パターンの方は、実は心の底から結婚したいという気持ちが固まっていない可能性が高いです。

50代の方は、経済的にも精神的にもかなり落ち着いていて、今の生活を捨てる勇気がなかったり、周りの結婚している方の話を聞いてそれほど結婚に魅力を感じていないのかもしれません。

独身生活と結婚生活を比較して、結婚生活の負の面が目につきやすい年代です。

 

30代、40代であれば、子供を持ちたいので早く結婚したいと急いだり、子育てをしている方も多く、子供のいる生活や家族団欒が羨ましいと思う面もあるのですが、50代となるとそれらも卒業の時期なので、結婚のメリットが少し薄れてしまいます。

そういう年代的な理由でどこか本気になれないことがあるようです。

 

もちろん子供がいる生活が羨ましくて結婚を急がないとしても、ようやく二人だけのゆったりした生活が送れる年代となったのですから、やはり本腰をいれて本気で婚活をするのがよいでしょう。

ようやく子供のしがらみにまみれることなく、二人っきりの生活が送れる世代を迎えられるのですからもったいないです。

 

③一人のほうが楽に感じる

先ほどからお話ししていますようにアラフィフ世代の方は、かなり精神的にも経済的にも落ち着いてきています。

自分の生活の拠点を築き、そこから動くのが難しいということもあるようです。

例えば、マンションなどを購入して引っ越しできないとか、仕事で責任のあるポストを任されて相手の生活に合わせることができないなど、相手の条件に譲歩するのが困難な場合もあります。

 

長年一人で落ち着いた生活を送っていると、気楽さや誰にも干渉されない自由な時間がとても貴重に感じられることもあるでしょう。

結婚をすると、そのような時間が邪魔されたり、削られてしまうかもしれないという思いが邪魔をしていることもあります。一人の静かな落ち着いた時間は結婚後は減ってしまう可能性が高いです。

 

ですが、そうした時間を捨てられないという方は、50代であれば、いろいろなアレンジ婚も可能なんですよ。

例えば、別居婚とか、結婚後もお互いの部屋を持ち、プライベートの時間を持つことを前提とした結婚など、話し合い次第でいくらでも現在の生活を維持することは可能なのです。

 

アラフィフ世代、あるいはそれ以上の世代の方との結婚を考えているのであれば、かなり柔軟に結婚生活は対応できるのではないでしょうか。

一人の気楽さが捨てきれないから結婚に懸念がある場合は、話し合い次第でその時間を確保することはいくらでも可能になるので結婚したら今の生活は全て捨てなければいけないという考えは捨てても大丈夫です。

 

アラフィフ世代の方で現在婚活中でうまくいっていない方は、もしかすると今回お話ししましたようなことが原因となっているかもしれません。

まずは少しこれまでの婚活を振り返って、自分の気持ちを整理することから始めてみましょう。きっとこれまでよい充実したアラフィフ婚活を始めることができるはずです！