夕刊フジ「シニアの婚活①」3週連載
茜会は創業59年。結婚情報サービスの草分け的存在として数多くのカップル誕生のお手伝いをしてきました。今週から3回にわたり、「シニアの婚活」の最新事情についてお伝えします。
国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料によると、2015年現在の「50歳時の未婚割合(総務省統計局『国勢調査』により算出。45~49歳と50~54歳における未婚率の平均値)」は、男性で23.4%、女性で14.1%となっています。いったんは結婚したものの離婚を経験したり、伴侶に先立たれたりした人を加えると、50歳時点で配偶者のいない人の割合は、男性で30.2%、女性で26.1%まで上昇します。
一人で食事をしているとき、同居していた子供が独立したり老親が亡くなったりしたとき、ペットが死んでしまったとき、災害や犯罪などの暗いニュースが続いて不安を感じたとき。普段、「一人暮らしは気楽でいいよ」と笑っている人でも、ふとした瞬間にパートナーがいない寂しさを切実に感じることがあるようです。
しかし、通常の社会生活の中で、男女の出会いの機会は決して多いものではなく、特にシニア世代ともなれば、そのチャンスは減るばかりです。「人生100年時代」とも言われ、長い老後の生活が待っている今だからこそ、ほんの少しの勇気をもって一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
最近は、婚活をサポートする企業のサービスを利用することについての皆さんの抵抗感もかなり小さくなってきていると感じます。
結婚相談所、結婚情報サービス、パーティー企画会社、婚活アプリなど、婚活をサポートする企業にはさまざまな業態があり、サービスの内容も千差万別です。失敗しない業者選びのポイントは2つあります。1つは、「サービスの内容」「会員の年齢層」「費用」の3点が自身のニーズにマッチしているかどうか。そしてもう1つは、公的に独身者のみで構成されている安心な会員構成であるかどうか。
茜会は会員登録制で、完全独身者のみを対象としています(入会時に「独身証明書」の提出が必要)。男性会員は主に40代~70代。女性会員は男性よりも10歳程度若い年齢構成です。1対1のお見合いと年間500回以上の多彩なパーティー(新宿、横浜、大阪の各サロン合計)を軸に、経験豊富な婚活アドバイザーが、ひとりひとりに適した婚活をサポートしています。
次回は茜会で出会い、見事ゴールインしたカップルの事例をご紹介します。