先日開催しました、「お金と法律のセミナー」はおかげさまで好評でした。
パートナーとの関係についてヒントをお伝えする、新しい分野でのセミナーでありましたので、どのあたりまで踏み込んでお伝えすればよいのか、「シニアライフよろず相談室」の檜垣講師も大変悩まれていらっしゃいましたが、すばり「事実婚契約書」をお伝えすることで、パートナーとの新しいスタイルをご提案できたことです。
中高年シニアの婚活において、お子様との関係はとてもデリケートな問題であるわけです。血のつながった兄弟や子供など相続でもめることは多々あること、これから中高年世代の婚活市場はより必要なカテゴリーなのは間違いありません。人生100年自分の大切な人生をいかに楽しく元気に過ごすか、これは50代60代70代のおひとりさまにとって一大事。
今回のセミナー「シニア婚のノウハウ」では、講師が「結婚により発生する義務」そして「結婚により取得する権利」←ここは結婚というスタイルをとられた場合。
そしていよいよ「事実婚の権利と義務」←このあたりで空気はガラッとかわりました。とくに女性会員様のご様子が一気にかわりましたね。「シニアカップルの相続に関する事例」もうここでは、完全にアウェイ感… 静まりかえってました。
こんな感じで、無事に「遺言書」に着地!!! 現在茜会で出会われた事実婚カップルの方々で、現在2組ではありますが、事実婚契約書(パートナーシップ契約)を作成されています。
これは、比較的女性のための契約書とも言われていますが、とあるカップルはお二人の間で話し合い、掛かった費用は半分ずつ出し合われたそうです。お二人の関係性かもしれませんが、相手のお金だけに頼らずに自然に思いやる気持ちは、間違いなく魅力的な女性像のように感じます。籍を入れるお気持ちは交際当初から全く変わっていないそうで、現在交際2年半を過ぎても今もあつあつなお二人でいらっしゃいます。お子様たちとの関係については少しずついい方向に向かっているようで、1年前は大反対だったのに、近頃では「いいんじゃない」と言われているそうです。子供たちの賛成を得ようとして焦るとギクシャクしてしまうので、できるだけ時間をかけていくことがシニア結婚には不可欠のようです。