こんな番組を時々BS放送で見ています。
イタリアの南北からなる
小さな村のごくありふれた日常の一コマ。
何というほどのこともない番組ですが
イタリアの田舎の生き方、料理、皆で行う共同作業
我々がすでに忘れてしまった親族とのつながり。
そしてどこにでもある日常、ごくありふれた村のぬくもり、
ほとんどが農村であり、小さな町であり
そして家族単位で小さな船を持つ漁村など。
都会生活で忘れ去ったような日常
毎日ほとんど気ままに過ごしているようです。
しかし学校を卒業し一度は都会に出ますが、
しばらくするとほとんどが生まれ故郷である村に
戻ってくるようです。
何の変哲もないような小さな村と思いますが、
そこで生まれそこで育ち、子供のころからの仲間たちと
他愛もない日常がなんと心地よいのか。
そこには計り知れない懐かしさと
傷ついたりした心を癒してくれる何かがあるのでしょうか。
我々が都会に住みなれてしまい失ったもの、
都会でなければ得られなかったもの
どちらが多かったかよく考える時間をコロナ禍が
教えてくれているようです。
我々の生き方そのものが変わりつつあります、
生活を切り詰めてやっと手に入れた
35年ローンの家など。
人生のほとんどを返済に費やしてしまう生き方
とても幸せとは思えないような人生ですよね。
この頃そんな人生に疑問を持つような人が
増えているようです。
家もどこかの国のように30年で建て替える、
もうそんな使い捨ての時代ではなくなっています、
リフォームを繰り返し100年位は使っているようです。
ほとんどが菜園やプランターなどを作り半自給の生活、
生き方も少し工夫すれば年収が200万位でも
十分に人生を楽しめているようです。
そんなことを教えてくれている番組です。
代表 川上